- 物流企業
26/10/22
鴻池運輸、インド子会社FSNLが鉱山関連事業に参入
鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦会長兼社長)のグループ会社FSNLは9月、インド・マハーラーシュトラ州のカンプティ鉱山で、石炭関連の請負業務を開始した。国営石炭会社などが運営する鉱山で案件を受注したもので、同国での鉄鋼事業の領域を拡大する。
8月から現場準備を進めてきた。採掘場所の準備から資源の運搬まで、案件ごとに異なる範囲の作業を担う。主な作業は、資源の上を覆う土砂や岩の掘削と運搬車両への積み込み、掘削した土砂の運搬・荷降ろし・敷きならし、採掘した石炭の破砕・積み込み・運搬。ディピカ鉱山の請負業務では、環境に配慮し、使用するダンプトラック・重機の全車にEVを導入した。
FSNLは2025年1月に鴻池運輸の完全子会社となり、現地の製鉄所で鉄鋼スラグ処理や金属成分の回収、スクラップ処理などを手掛けてきた。インドでは鉄鋼生産の拡大に加え、原料となる石炭や鉄鉱石の安定供給に関わる事業の需要も見込まれる。製鉄所構内業務の知見を生かせる鉱山内作業への参入を検討し、受注・事業開始に至った。

EVホイールローダーとEVダンプ。ディピカ鉱山の請負業務に使用するダンプ・重機の全車にEVを導入した
今後は操業条件や安全性、採算性を見極め、適正な収益性を確保できる案件の入札に参加し、新たな収益基盤の一つとして確立を目指す。
執筆者:Ye-Live編集部
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