ＮＸ商事、川崎港でバイオ燃料の供給実証へ

右からＮＸ商事の青木社長、川崎市の福田紀彦市長、兼松ペトロの西山勉社長

　ＮＸグループのＮＸ商事（本社・東京、青木進社長）は、川崎港で、バイオ燃料供給の実証実験を実施する。川崎市や兼松ペトロとの３者協働で、港湾エリアの脱炭素化を目指す。
　実証実験を通じ、物流企業グループのエネルギーサプライヤーとして、川崎港を利用する企業への船舶用バイオ燃料の供給促進により、環境負荷の低い物流支援体制の構築を進める。港湾の脱炭素化に向けた代替燃料としてのバイオ燃料の活用可能性や運用上の課題抽出を図る。
　３者は４月24日、実証事業を行うことで合意し、協定書を締結した。