サカイ引越、国交省が実施する大規模津波防災総合訓練に参加

　サカイ引越センター（本社・堺市、田島哲康社長）は11月４日、国土交通省が実施した大規模津波防災総合訓練に参加した。堺市のサテライト会場からの参加で、緊急物資の運搬などを行った。

　サテライト会場の堺市の堺泉北港堺２区基幹的広域防災拠点で参加。耐震強化岸壁に着岸した海上自衛隊掃海艇から緊急支援物資をトラックに積み込み、防災拠点内の荷さばき地に運搬。
　また緊急支援物資の一部を、防災拠点の北護岸に移動し港湾業務艇やプレジャーボートへ緊急支援物資を積み込んだ。また展示ブースで、ダンボールで作成したベッドや椅子、パーテーションを展示した。

　訓練は、和歌山市をメイン会場とし、堺市などをサテライト会場として実施。約120の機関や企業が参加し、大規模地震発生を想定した津波避難訓練、要救助者救出訓練、救出・救護訓練、物資搬送訓練、ライフライン復旧訓練などを実施した。
　サカイ引越は2019年７月、国交省近畿地方整備局と協定を締結。要請時に物資の陸上輸送や職員の派遣などを行う。