ロッテなど７社、鉄道ラウンド輸送で物流環境大賞「特別賞」

　ロッテ（本社・東京、中島英樹社長）は、日本物流団体連合会主催の第25回物流環境大賞で「特別賞」を受賞した。カバヤ食品、リンク＆リンケージ、曙運輸、全国通運、ＪＲ貨物、日本石油輸送との共同受賞。31フィートコンテナを活用したラウンド（往復）マッチング輸送の取り組みが評価された。
　ロッテの埼玉県から岡山県までのトラック輸送と、カバヤ食品の岡山県から埼玉県までのトラック輸送をそれぞれ鉄道輸送に転換した。断熱性能が高い真空断熱パネルを使用した、専用の「31フィートスーパーＵＲコンテナ」による往復マッチング輸送で物流の効率化に寄与し、二酸化炭素排出量の削減につなげた。
　年間の二酸化炭素削減率は、往路74％、復路77％。同削減量は往路56・８トン、復路59・３トン。