ＳＢＳ東芝ロジ、千葉県柏市に医療関連顧客向け拠点開設

　ＳＢＳ東芝ロジスティクス（本社・東京、金沢寧社長）は５月１日、千葉県柏市に東日本地区の医療物流プラットフォーム（基盤）拠点「北関東支店柏沼南倉庫」を稼働した。2023年度に受注した２つの新規医療関連顧客の稼働に対応すべく開設した。５月15日には開所式を行った。

 

　所在地は、千葉県柏市風早１ノ９ノ１。賃借倉庫で鉄骨造４階建て。延べ床面積は、倉庫が２万8730平方メートル、事務所が1340平方メートルで計３万70平方メートル。倉庫エリアは空調を完備し、医療機器や精密機器など、繊細な取り扱いや温度管理が必要な商品に対応できる。バースは65台分、ドックレベラー４基、垂直搬送機４基、貨物用エレベーター４基を設置した。床荷重は１平方メートル当たり１・５トン。

　千葉県内や首都圏への広域配送に適した立地で、東日本を中心とした全国の医療関係の卸、物流センターへの配送も担う。また、非常用発電機や太陽光設備を備え、ＢＣＰ（事業継続計画）施策にも対応している。
　同社は今後も、利用者に最適な物流サービスを提供できるよう努めていく。