福岡運輸、「はばたく中小企業・小規模事業者300社」ＤＸ部門で選定

　福岡運輸（本社・福岡市、富永泰輔社長）は、中小企業庁が選定する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」の「ＤＸ部門」に選ばれた。同社内で実施したＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）がサプライチェーン全体に波及するＤＸへと発展させる取組みなどが評価された。
　「バース予約・受付システム」「物流情報プラットフォーム」などのデジタル技術を社内で構築。この変化を荷主を含むサプライチェーン全体に波及するＤＸへと発展させた取組みが評価された。
　また、スマートフォンでの１分動画視聴とテストによる安全教育オンライン研修システムの導入が、ドライバーの残業時間上限規制が始まる物流の2024年問題を見据えたドライバー支援の強化につながっているとし、注目すべきモデルの一つに認められた。
　はばたく中小企業・小規模事業者300社は、「事業再生構築」「海外展開」「ＧＸ（グリーントランスフォーメーション）」「ＤＸ」「人への投資・環境整備」の５つの分野において、飛躍的成長を目指そうとする取組み、優れたビジネスモデルを構築している中小企業・小規模事業者を、今最も注目すべき企業として選定するもの。
　　福岡運輸は今後も「物流」×「テクノロジー」でデジタル時代の新たな物流イノベーションを創出できる企業としてさまざまな課題に取り組んでいく。