ＮＸＨＤ、３月に監査等委員会設置会社へ移行

　ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（本社・東京、堀切智社長）は３月28日、監査等委員会設置会社へ移行する。コーポレートガバナンス（企業統治）の改善のための取り組みで、意思決定の迅速化や取締役会の監督機能強化の観点から移行を決定した。
　監査等委員会設置会社に移行することで、重要な業務執行の決定権限を業務執行取締役へ委任。意思決定の迅速化を図るとともに、取締役会では長期ビジョン実現に向けた、事業ポートフォリオ（構成）、サステナビリティー（持続可能性）といった重要な経営戦略やグループの重大リスクなど重要な経営課題を重点的に審議する。また、業務執行と監督の分離を進めることで、取締役会は業務執行の監督に注力し、監査機能強化を図る。
　ＮＸＨＤは１月19日、取締役会で監査等委員会設置会社へ移行することを決議。３月28日開催の定時株主総会で、必要な定款変更について承認を受け移行する。