パルライン、物流センターで特別支援学校による販売会を初開催

　パルシステムグループの物流事業を担うパルライン（本社・東京、太田賜嗣夫社長）は12月14日、埼玉県熊谷市の物流センターで初めて特別支援学校による社員向け販売会を開催する。コロナ禍による成果物の販売先の減少という学校側の課題を受けて実現した。
　販売会は、パルシステム熊谷センターで開催。深谷はばたき特別支援学校の生徒が制作した工芸品や、学校の畑で育てた農作物を社員向けに販売。生徒自身が接客する。社員との交流を通じて、生徒に将来の職場候補としてのアピールも行う。
　パルラインは、積極的に障害者を採用。研修を通じて、同じ職場で働く互いの状況が分からないことで生まれる不安の解消に努めている。今後も、多様な背景を持つ人々が活躍する地域づくりを推進する。