ストッククルー、カウシェとＥＣ事業者の販路拡大に向け業務提携

　ストッククルー（本社・東京、中村慶彦社長）は、シェア買いアプリ「カウシェ」を運営するカウシェと物流業務で提携した。初期費用ゼロで完全従量課金制のサービスを提供するストッククルーが物流業務を担い、カウシェに出店するＥＣ（電子商取引）事業者を支援し販路拡大に貢献する。
　出店する事業者は物流業務をストッククルーに委託できるようになる。利用する場合は、ストッククルーの指定倉庫に商品を発送し、商品および入荷の情報を登録。商品が購入されたら購入者の発注に基づく出荷指示を行うだけで、個別発送はストッククルーが代行する。管理システム料が完全無償、保管料は日次で計算するため固定費が一切かからない完全従量課金制の強みを活かし、ＥＣ事業者の物流業務を支援する。

　カウシェは、初期費用及び広告費が一切かからない料金設計で、ＥＣを始めたばかりの事業者にとって気軽に開始しやすいサービス。一方で、事業者が購入者に個別発送をする上でのコスト面がネックとなり、ＥＣ上での商品販売が開始できない事業者も多い。今回の業務提携でスタートアップのＥＣ事業者の販路拡大を後押しする。
　ストッククルーは今後もＥＣ事業者の支援に特化した企業と積極的に連携を図り、物流サービスの加速に貢献する。