10月・WebKIT求車、７％増で16万件迫る

　日本貨物運送協同組合連合会（御手洗安会長）が運営するＷｅｂＫＩＴの10月の荷物登録（求車）件数（確報）は、前年同月比７・３％増の15万9367件。飲料品、引っ越し貨物、セメント、鋼材、食料品が伸びた半面、セメント製品、農産物、水産物が減少した。
　求車件数の増減を品目別で見ると、砂利・砂を除き最も増えたのが飲料品で同36・９％増。引っ越し貨物が同27・０％増、セメントが同17・９％増、鋼材が同16・３％増、食料品が同12・７％増と続いた。
　半面、最も減ったのはセメント製品で同30・７％減。農産物が同20・２％減、水産物が同17・９％減と２桁のマイナスとなった。
　求車の成約件数は同３・３％増の２万6370件、成約率は同０・６ポイント増の16・５％だった。
　車両登録（求荷）件数は同６・２％増の１万2876件。車種別では重機運搬車とバン型が減ったものの、保冷車の需要が大幅増加。平型、冷凍車、ユニック車、ウイング型も増えた。求荷の成約件数は同６・２％増の890件、成約率は同１・１ポイント減の６・９％だった。