郵船ロジ、米国でＥＣ物流などを手掛ける会社を買収

　郵船ロジスティクス（本社・東京、神山亨社長）は３月１日、米国でＥＣ向け物流などを展開するTaylored Services Parent（ＴＳ社）とその傘下子会社を買収した。米国のネットワークを拡充し、小売り向け産業の取り扱いを強化し顧客の需要に応える。
　ＴＳ社は、米国西海岸を中心にディストリビューションセンターを展開。フルフィルメントサービスや、海上コンテナから鉄道への積み替えサービスを提供している。米国内で11拠点を保有し、小売りを中心に多様な顧客に向けてＥＣ関連やトレーラー輸送などを幅広く展開している。
　郵船ロジの米国法人にＴＳ社の保有資産が加わることで、倉庫面積は西岸で倍増。全米でも５割増となる。今後、両者のシナジー（相乗）効果を発揮し、顧客に最適な供給網を提供する。