西濃運輸、成田空港で医薬品航空輸送品質認証「CEIV Pharma」を取得

　西濃運輸（本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長）は12月５日、千葉県の成田国際空港で、国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）が策定した医薬品航空輸送品質認証「ＣＥＩＶ　Pharma」を取得した。高品質なロジスティクスサービスで温度管理が必要な医薬品輸送を支援する。
　西濃運輸は2021年７月から、国際航空輸送に携わる関係企業と共に結成された成田空港主催の「成田空港コミュニティ」に参画。トレーニングの実施など様々な支援を受けながら認証取得を目指し、輸送品質の向上に取り組んできた。認証取得で、温度管理などが必要な医薬品でも、国内輸送から国際航空貨物まで一貫して高品質な輸送が行える体制を整えた。
　ＣＥＩＶファーマは、世界各国で異なる医薬品の保管・輸送基準を包括的に網羅し、高い基準を定めている。認証の取得で世界基準をクリアした品質の高い医薬品輸送ができる企業として認められる。