横浜ゴム、氷雪性能重視型のスタッドレスタイヤ「９０５Ｗ」を発売

氷雪性能重視型のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「９０５Ｗ」

　横浜ゴム（本社・東京、山石昌孝社長）は９月より、氷雪性能重視型のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「９０５Ｗ」を発売する。氷雪上性能がさらに向上し、経済性や環境対応にも配慮。さまざまな地域や路面状況に合わせた冬用タイヤの開発を推進する。
　「９０５Ｗ」は、優れた氷雪上性能で定評のあった「ＺＥＮ ９０３ＺＷ」の後継品となる次世代トラック・バス用スタッドレスタイヤ。冬季路面での効きを徹底追求した。
　トレッドパターンでは、氷雪上性能と耐摩耗性能を両立するワイドトレッドデザインを採用。リブ溝とラグ溝を幅広化することで、氷雪路面上での発進・加速性能を向上。高密度サイプレイアウトによりエッジ効果と吸水性を高め、ブロックの倒れ込みを抑制する３Ｄ形状のピラミッドサイプを採用した。
　また、石かみによる損傷を防ぎ、偏摩耗を抑制してロングライフ性能を維持。優れた氷上発進・加速性能を実現するとともに、従来品比で氷上制動性能が８％、雪上制動性能が５％向上した。
　発売サイズは295/80R22・５～225/90R17・５の12サイズ。価格は、オープン価格。