• その他

26/09/15

エイチエムコム、漏水監視に物流網を活用へ

 音声・音響AI技術を手がけるエイチエムコム(本社・東京、三本幸司社長)は、同社漏水監視システムに、走行中の車両からマンホール内のデータを収集する方式を導入し、複数の大手運送会社と実証実験に関する協議を始めた。
 同社は滋賀県守山市で、水道管や地理空間データを使った広域的な漏水リスク分析と、音響解析AIによる漏水音判定を組み合わせた実証を進めてきた。過去データによる高リスク地点の分類精度はおよそ81%、現地計測データによる漏水・非漏水の分類精度はおよそ92%となり、手法の有効性を確認したという。
 マンホール内は携帯通信網が不安定になりやすいため、日常的に地域を走行する物流車両を活用し、車両通過時に近距離無線通信でデータを取得する仕組みを検証する。将来は物流事業者へのデータ収集の対価還元などのエコシステム構築も検討し、水道分野の技術を下水道など幅広い社会インフラ分野へ展開する方針。

Ye-Live編集部

執筆者:Ye-Live編集部

物流の専門紙『輸送経済』がリリース情報を中心にお届けしています