- コラム
26/09/09
訪問!国際物流総合展2026
9月8~11日、東京都江東区の東京ビックサイト(東京国際展示場)で、国際物流総合展2026が開催されている。565社・団体が3424ブースを出展し、最新の物流動向を一挙に体感できる一大イベント。そんな国際物流展の展示企業の中から、記者の独断で注目企業をピックアップしてみた。
日本通運
「サステナブル・ソリューション」をテーマに、「環境負荷低減」「物流基盤強靭化」「サプライチェーン最適化」の3つの領域でのサービスを紹介。ただ運ぶだけでなく、どれだけの付加価値を与えられるかを、顧客に伝える。また、デジタルショールームや同社オリジナルの作業負荷低減のための電動モビリティなど体感型コンテンツも展開。同社の最新の取り組みに触れられるブース構成となっている。

日新
デジタルフォワーディングサービス「フォワードワン」を紹介。フォワードワンは、国際貿易のデジタルプラットフォームで見積もりから手配、本船追跡などを行えるサービス。従来はメールやエクセルなどに散らばっていた情報も集約できる上、チャット機能などで関係者の素早い連携も可能。ブースには、各産業についての知識を持った同社の営業マンも配置。デジタルだけでなく、同社が蓄積したノウハウもセットで体感できるブースとなっている。10日には、〝「輸出入・国際物流DX」の最前線と成功事例、Forward ONEのご紹介〟と題したセミナーも実施する。

日本フルハーフ
電動で動く自動あおりをアピールした。シンフォニアテクノロジーと共同開発中で、省力化・自動化に貢献する。昨年に引き続き2回目。ボタン一つで、ロックが外れ、ウィングが上がり、あおりが開閉するシステム。顧客の要望があれば、前部だけ、後部だけといった部分開閉も可能だ。

日野コンピュータシステム
運送DXをテーマに幅広いサービスを紹介。日野グループの持つさまざまな車両関連のデータと、トラック事業から取れるさまざまなデータを組み合わせ、物流事業の持つ可能性を紹介した。例えば、熊本地震でプローブデータを使ってトラックが通れる道を可視化した事例や、リングを装着し簡単に睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクを可視化できるサービスを紹介している。

東京海上ホールディングス×ハルモ
両社は健康をテーマに共同でブースを出展。東京海上グループの提供する健康状態把握サービス「ミマモウェルネス」とハルモの治療・服薬サービス「ヤクレコ」を紹介した。ドライバーは、長時間労働で不規則な生活を送る場合が多く健康管理が難しい。両社はストレスの把握や、治療・服薬の継続、運転禁止薬の確認などそれぞれ多様な健康に関するサービスを展開している。共同でブースを出展し、健康面から物流業界をサポートする。

クロスマイル
今年もロジポケをはじめとした物流向けサービスを出展。今回特に力を入れているのは、安全教育などの機能。先月にリリースした適正化実施期間の巡回指導やGマーク取得への対応に特化したAI無料診断サービスは、ウェブ上の30の質問に回答すると、現在の対応状況を100点満点のスコアで可視化してくれるサービス。同社が展開する新シリーズ「ロジポケ法令遵守AI」の第1弾となっている。

日本郵便グループ(日本郵便、JPロジスティクス、JPトナミ、トナミ運輸、トールホールディングス)
トナミ運輸がグループ入りして初の共同出展。日本郵便がゆうパックをはじめとしたtoCサービス、JPロジスティクスとトナミ運輸は強みとするBtoBサービス、トールホールディングスが国際サービスをそれぞれ紹介。総合物流企業として幅広い業務を扱えるグループ一体の力を伝えている。

他にも、マテハン機器や物流不動産、モーダルシフトなどさまざまな物流の最新情報が集結している。会期は11日まで。興味があれば尋ねてみれば、何か発見があるかも。
執筆者:Ye-Live編集部
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