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26/07/28

鴻池運輸、TMS活用し最適物流網を構築へ シマントと協業で

 鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦会長兼社長)は、物流DXを手掛けるシマント(同・東京、和田怜CEO)と協業し、TMS(輸送管理システム)を活用して運用する物流拠点の構築と集中配車センター化を中核とするプロジェクトを本格始動した。配車システムへの投資と物流網構築を一体で進め、2026年中に20拠点での展開を目指す。
 協業で配送データの整理・統合と必要データ項目を洗い出し、地域別運行数や組み合わせ可能性を可視化する。復路便の組み合わせや片道運行の往復化など、データに基づく最適配車の仕組み構築を進める。新規車両配置と併せて幹線輸送案件を集中配車センターで一元管理し、複数荷主にまたがる効率化を推進する。
 まずは東京―大阪間を起点に、既存・新規荷主を組み合わせたネットワークを具体化し、中継地点活用やシャーシ共有など柔軟な体制構築を図る。営業・業務協業で改善効果を検証し、片荷輸送や曜日波動の解消、異業種混載、往復マッチングによる積載率向上などを提案する。持続可能で生産性の高い物流モデルの創出を目指す。将来的には同業他社・協力会社とのデータ連携による全体最適化を見据える。
 同プロジェクトは、鴻池運輸ロジスティクス戦略委員会が25年8月から検討・報告を進め、26年1月にTMSの試行版が完成。同年3月、シマントと協業で、集中配車センター化と物流圏構築に向けた具体施策を整理した。

Ye-Live編集部

執筆者:Ye-Live編集部

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