- 統計・データ
26/07/09
トラック倒産、26年上半期は2年ぶり増加の163件
東京商工リサーチによると、2026年1~6月のトラック運送業(道路貨物運送業)の倒産件数は前年同期比11・6%増の163件で、2年ぶりに前年同期を上回った=グラフ。
負債総額は同5・6%減の142億400万円で2年連続の減少。負債5億円以上10億円未満は前年同期と同数の4件だった一方、1億円以上5億円未満は前年同期比21・7%減の36件で総額を押し下げた。
「人手不足」関連倒産は同5件増の35件。「人件費高騰」「求人難」が各11件、「後継者難」が9件、「従業員退職」が4件だった。「物価高」関連は同10件減の30件で2年連続の減少。政府のガソリン価格激変緩和措置が影響した可能性がある。
資本金別では1千万円未満が同24・4%増の117件で、規模の小さい企業の倒産が全体を押し上げた。原因別では「受注不振(販売不振)」が同9・4%増の128件で約8割を占め最多。
東京商工リサーチは、大手が賃上げや休日増など待遇改善を進める一方、小・零細企業は賃上げ原資の確保が難しく、人材確保と収益改善の両立が課題と指摘。待遇改善が進む企業との格差が広がり、経営体力の乏しい事業者の淘汰が進む可能性があるとみる。

出所:東京商工リサーチ「2026年1―6月期道路貨物運送業の倒産状況」
執筆者:Ye-Live編集部
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