- 物流企業
26/06/29
九州西濃、全温度帯物流へ博多駅前の都市型拠点をエルスと共同利用
九州西濃運輸(本社・福岡市、中田晃社長)は、同社が運営する都市型拠点「博多駅前ビジネスセンター」を、主に冷凍・冷蔵輸送を手掛ける鹿児島市の物流企業エルスと共同利用する。常温・冷蔵・冷凍の全温度帯をカバーする効率的な物流体制を構築し、顧客への価値提供につなげる。

エルスの通山顕治社長(左)と九州西濃の川野謙二常務取締役
センター内の約19・8平方メートルをエルスに貸し出し、エルスが冷凍庫と冷蔵庫を各1台設置して活用する。飲食店が密集する博多駅周辺の配送拠点として、細かな配送ニーズに対応する。
九州西濃は2020年3月に同センターを開設。博多駅近郊での営業活動や業務支援のサテライト拠点として、効率的な配送を図ってきた。近年は顧客の冷凍・冷蔵輸送ニーズの高まりを受け、輸送力強化を検討していた。
一方、エルスは鹿児島市内に自社拠点「鹿児島中央サテライト」を構えるなど、地域に根差した配送体制を強みとする。九州一円を網羅する配送網を持ち、冷凍・冷蔵輸送で高い信頼を得ている。博多駅近郊での配送効率を高めるため新たな拠点を検討していた。
施設を持つ九州西濃と温度帯輸送力を持つエルスがそれぞれの強みを生かす形で共同利用に踏み切った。当面は両社がそれぞれ自社商品を配送するが、将来的には納品先に応じた混載輸送を進め、全温度帯をカバーする物流体制の構築を目指す。
執筆者:Ye-Live編集部
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