• その他

26/06/16

T2、自動運転トラックで料金所通行に成功

 T2(東京・千代田、熊部雅友CEO)は5月、システムがハンドルやアクセル・ブレーキを制御する「レベル2」自動運転トラックで、自動運転のまま高速道路料金所を通行する実証に成功した。同社によれば国内初という。
 神奈川県綾瀬市の東名高速・綾瀬スマートインターチェンジ(IC)と、兵庫県西宮市の中国道・西宮北ICで実施した。両IC近くに設けた切り替え拠点「トランスゲート綾瀬」「トランスゲート西宮北」を発着地とし、高速区間の無人運転と一般道の有人運転を切り替える運用を想定した。

神奈川県綾瀬市の切り替え拠点「トランスゲート綾瀬」を活用し、実験に取り組む様子

 料金所の最狭車線幅は約3メートルで、車幅約2・5メートルのトラックには高精度の自己位置推定が不可欠。T2は事前に作成した高精度3次元点群データと、走行中に高性能レーダーのライダーが取得する情報をリアルタイムで照合する仕組みを車両に搭載し、センチメートル単位の自己位置推定を可能にした。さらに、ETCバーを正確に認識して発進可否を判断する技術も組み合わせ、料金所通行に必要な精密な制御を実現した。
 同社は2027年度以降に、特定条件下でシステムが全操作を行う「レベル4」での自動運転トラック商用化を目指している。今後は、料金所と拠点を結ぶ一般道走行や、トランスゲート入出庫の自動化などの運行全体の自動化に向けた技術開発を進める。

Ye-Live編集部

執筆者:Ye-Live編集部

物流の専門紙『輸送経済』がリリース情報を中心にお届けしています