• 行政・業界団体

26/06/11

国交省、テールゲートなど対象に荷役生産性向上で補助

 国土交通省は8日、テールゲートリフターなどの導入補助事業の1次募集を開始した。トラックドライバーの荷役時間の短縮、負担軽減につながる機器の普及を図り、労働生産性の向上と多様な人材確保につなげる。
 資本金3億円以下、もしくは従業員数300人以下で、車両保有台数5台以上の中小一般貨物自動車運送会社や、補助を受ける運送会社と連携する荷主、倉庫会社、リース会社などが対象。車両の効率化設備、業務効率化、人材確保・育成といったメニューごとに補助内容と対象が異なる。
 車両の効率化設備は中小運送会社を対象とし、テールゲートリフターやトラック搭載型のクレーン、ダブル連結トラックなどの導入を補助する。テールゲートリフターの場合、今年2月7日~申請日までに、新品の該当機器を搭載した車両を新車登録するか、後付け装着することが条件で、補助率は導入費の4分の1。アーム式と垂直式は15万円、後部格納式と床下格納式は30万円を上限とする。 補助上限台数は1社当たり1台だが、Gマーク(安全性優良事業所)取得会社は3台、「ホワイト物流」推進運動賛同会社と働きやすい職場認証取得会社は2台になる。
 業務効率化は計10種類のシステムが対象。システムごとに補助対象が異なり、例えば配車計画システム、運行・労務管理システムは中小運送会社に補助金を出す。予約受付システム、ASN(事前出荷情報)システムなどは中小運送会社と連携することを条件に元請け運送会社、荷主や倉庫会社が対象。
 補助率はいずれも2分の1で、システムごとに1社当たりの上限額がある。車両動態管理システムの補助を受ける場合は、他のシステムとの同時導入が必要。補助率は2分の1で、1社当たりの上限は12万円。10台までとなる。
 他にも、経営力強化では原価管理システム、M&A・事業承継の支援を、人材確保・育成では採用活動などに加え、大型免許、けん引免許、フォークリフト運転資格の取得費を補助する。
 締め切りは7月24日。問い合わせ先は日本能率協会コンサルティングテールゲートリフター等導入等支援事務局、電話080(9320)3562。