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26/06/03
中東情勢に伴うナフサ不足、産直流通にも打撃 農総研調査
中東情勢に伴うナフサ不足が、農業の出荷現場にまで波及している。野菜の個包装に使うボードン袋の不足と価格高騰で産直流通が打撃を受けていることが、農業総合研究所(=農総研、本社・和歌山市、及川智正会長兼CEO)の調査で分かった。
ナフサを原料とするエチレンの国内減産で、ボードン袋の入手が難しくなっている。調査では約9割の農家が「4月以降に資材の価格や入手方法の変化を感じた」と回答。欠品や納品遅延を実感した農家も約6割に上った。「発注後に価格が30~40%増、納期は未定」「種まき自体を見送らざるを得ない」といった声も寄せられた。
価格高騰も経営を圧迫し、昨年比で30%以上のコスト上昇を実感する農家が約4割を占めた。「作付け面積を減らすことを検討した」との回答も2割あり、生産縮小が広がれば来年以降の供給にも影響が及びかねない。
調査は2026年5月、同社の登録生産者ら計38人を対象に自記式アンケートとヒアリングで実施した。

野菜の個包装に使うボードン袋