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26/05/26

金子国交相、目詰まり解消、幹部に指示 潤滑油など供給不安で

 金子恭之国土交通相は5月21日の中東情勢に関する幹部会議で、エンジンオイル、尿素水(アドブルー)といった石油関連製品について、前年同月同量を基本とした調達の要請を行うなど、経済産業省と連携し、供給の偏りと流通の目詰まり解消に取り組むよう指示した。
 中東情勢の混乱により、トラック業界では石油関連製品の価格高騰、供給不足が顕在化しつつある。特に潤滑油や尿素水は車両の運行に不可欠で、製品が手に入らなければ車両を動かすことができず、輸送力不足につながる恐れが指摘されている。
 金子国交相は「重要物資の供給確保に関しては、日本全体で必要となる量は確保できている」とした上で、「他方で一部の企業から依然として供給不安の声が寄せられている」と指摘。改めて燃料油や石油製品の仕入れ状況、価格高騰の状況把握を行うよう指示した。
 具体的な対策では、相談窓口を通じて情報収集を継続することに加え、地方運輸局が地方経済産業局、業界団体と連携しヒアリングなどを行いながら、プッシュ型で供給状況を把握。情報を基に、元売りやメーカーなどの関係者に、前年同月同量を基本とした調達を要請することで、供給の偏りと流通の目詰まり解消につなげる。
 国交省は5月8日以降、全日本トラック協会などの関係団体に対し、企業による尿素水や潤滑油の購入を前年同月比と同量にすることや、相談窓口に供給元、今後の調達見込みなどの情報提供を求める要請を行っている。