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26/04/28

ヤマトHD、韓国のロボット開発企業に出資

 ヤマトホールディングス(本社・東京、桜井敏之社長)は、屋内配送自動化の仕組みを提供する韓国企業Watt(=ワット、本社・韓国安山市、崔宰源社長)に出資した。
 ワットは建屋フロア間自律走行ロボットを開発し、建物のエントランスから玄関先まで荷物を自律走行で届ける仕組みを持つ。建物内の構造をリアルタイムで把握し、ロボットアームでエレベーターのボタン操作や乗降を自律的に行う独自システムも備える。

自律走行ロボットがアームでエレベーターの操作ボタンを押す様子

 2025年8月~12月、ヤマト運輸との共同実証を実施した。関東の大規模マンション3カ所で実証実験を行い、走行安全性と荷物の受け取りの利便性を確認した。
 実証で得られた成果に加え、ワットの技術開発力とヤマトグループのラストマイル領域とのシナジーを評価し、CVC(企業主導型ベンチャー投資)「クロネコ・イノベーションファンド2号」を通じて出資した。
 近年、都市部のマンション配送の効率化や再配達削減の必要性が高まっている。ヤマトグループはワットの日本での事業拡大を後押しし、荷物の受け取りの利便性向上を図る。