ゴーリキ、「鍵扉付きパレットラック」を発売

　これまで特注品だった鍵付きパレットラックを発売する

　ゴーリキ（本社・三重県伊勢市、強力雄社長）は危険物、化学物質、医薬用外劇物の保管・管理体制を強化するため、特注対応製品だった「鍵扉付きパレットラック」をパッケージ化して発売する。鍵付きのスチール製メッシュ扉を備え、視認性、換気性、安全性を兼ね備えた設計により、管理責任の明確化と取り扱いミス防止を図り、作業現場のリスク低減とコンプライアンス（法令順守）強化に貢献する。
　近年、製造・物流業界では危険物の保管に関する安全管理がより一層求められ、見える保管、施錠による管理、保管エリアの明確化が重要な課題となっている一方、専用の危険物倉庫を新設するには、場所、コスト、設置基準など導入ハードルが高い。ゴーリキの鍵扉付きパレットラックは、ラック単体でそうした危険物保管ニーズに対応可能。既存の倉庫内で効率的で安全に危険物を保管可能となる。
　特徴は、①内容物がひと目で確認でき点検も容易なメッシュ構造②誤使用・持ち出し防止に寄与する施錠対応の扉付き構造③耐荷重１トン以上で長期使用に対応する堅ろうなスチール製④注意喚起表示と区画管理による保管エリアの明確化――。
　導入ユーザーからは「塩酸・硫酸を扱っており、必ず施錠できる所に保管しなければならない決まりがあるが、倉庫を建てるほどの量はなく悩んでいたところ、このラックを見つけた。ラックに鍵や扉を付けるという発想がなく、丁度いい解決策だと思い導入を決定した」との声が聞かれるという。
　問い合わせ先は電話、0120（67）1127。