トナミ運輸、宇都宮の運送会社から事業所１カ所を取得

　トナミホールディングスの中核事業会社トナミ運輸（本社・富山県高岡市、髙田和夫社長）は５月１日付で、イディアトランスポートサービスから宇都宮事業所の事業を譲り受けるとともに、同社親会社イディアコーポレーションから関連不動産を取得した。トナミ運輸の栃木県内の配送業務の効率化や新たな販路拡大、配送サービスの一層の充実を図りつつ、ドライバー確保にもつなげる。
　イディアトランスポートは、本社は宇都宮市中島町510ノ４。親会社はイディアコーポレーションで、資本金は3000万円。事業内容は、一般貨物自動車運送事業、倉庫業、構内作業請負業。取得した宇都宮事業所は、敷地面積7226平方メートル、倉庫は1429平方メートル。他に事務所棟、車庫を構える。従業員52人、車両23台。イディアトランスポートは宇都宮事業所と高崎事業を保有し、トナミ運輸は今回、宇都宮事業所に関する事業を取得した。
　トナミＨＤは、第23次中期経営計画の基本方針に基づき、経営効率の向上、事業・業容の拡大、人材確保などの重点戦略を推進し、顧客への価値提供の強化、営業利益の拡大、継続的な企業成長に向けて取り組んでおり、一環として今回のＭ＆Ａを実施した。