- 物流企業
25/02/05
NXHD、日通が貨物代理店を務めるSAF活用促進事業にホンダが参画
NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、堀切智社長)は、グループの日本通運が貨物代理店を務める東京都のSAF(再生航空燃料)活用促進事業にホンダが荷主として参画するための取引基本契約を締結した。1月31日までの取引基本契約。SAFを活用した航空貨物輸送の利用に対し二酸化炭素(CO2)削減証明書を発行し、ホンダの環境保全活動を支援するとしている。
SAF活用促進事業は、同事業に選定された日通を通して行う航空貨物輸送でSAFを活用した際の追加料金を東京都が助成する。企業のサプライチェーン全体のCO2排出量削減に寄与することが目的。日通は、ホンダに第三者機関証明の認証を得たSAF利用相当量のCO2削減証明書を発行する。
NXグループは、SAFの利用拡大を重要課題の取り組みの一つと位置付け、「NX―グリーンSAFプログラム」の提供や、全日本空輸が提供する「SAFフライトイニシアティブ」への参画を進めている。