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25/02/05

三井倉庫HD、CO2排出量簡易算定サービス関連技術で特許取得

 三井倉庫ホールディングス(本社・東京、古賀博文社長)は1月28日、同社が提供する物流の二酸化炭素(CO2)排出量簡易算定サービスの関連技術で特許を取得した。顧客が国内外の輸送のCO2排出量を簡易的に算定できるサービスで、サプライチェーンの脱炭素化に貢献する。
 特許を取得した技術は、顧客の提供した物流データからCO2排出量の一括・詳細算定を行うサービス「MS CO2ナビゲーター」の関連技術。顧客が「貨物重量」「輸送手段」「出発/到着地」の3つに限定し、入力候補の提案機能や、地図上での直感的な地点選択機能により、専門知識なしでも排出量の算定を行うことができ、入力工数の負担を軽減する。算定結果は、輸送手段ごとに地図・表・グラフで表示され、輸送手段ごとの比較が可能。
 三井倉庫グループは、今回特許を取得したCO2排出量簡易算定サービスの他、顧客が提供する物流データを基にCO2排出量の一括・詳細算定を行うサービス「MS CO2アナライザー」と物流サービス提供を通じてサプライチェーンの脱炭素化への貢献を進めていく。