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25/01/31

NTTロジ、4月大阪市に医療品物流の新拠点を開設

 NTTロジスコ(本社・東京、中江康二社長)は4月、大阪市に「メディカルディストリビューションセンター(MDC)大阪Ⅱ」を開設する。既に八尾市で稼働しているMDCⅠと連携し、医療機器物流の西日本エリアの流通網を強化する。

4月に開設する「メディカルディストリビューションセンター大阪Ⅱ」。医療機器物流の西日本エリアの中核拠点とする

 新拠点の所在地は、大阪市平野区加美南3ノ8ノ25。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約1万9714平方メートル。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン。空調設備や太陽光発電設備設置を備える。
 薬機法とISO13485に準拠した物流サービスを提供。医療機器製造業や高度管理医療機器販売業・貸与業などのライセンスも取得。 整形工具の洗浄サービスや、医療機器のダイレクト輸送サービス「メディカルライナー」、24時間緊急配送サービスなどを行う。
 NTTロジは、大阪府では「メディカルディストリビューションセンター大阪」(大阪府八尾市)に続いて2つ目の拠点。東日本エリアの東京と横浜の既存拠点で4拠点体制を構築し、製品供給サービスレベルの向上やBCP(事業継続計画)の充実により荷主の事業展開を支援する。