• 物流企業

25/01/30

日本通運、京都市の物流倉庫に倉庫自動化ソリューションを稼働開始

 NXグループの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)はこのほど、京都市にある自動車部品などを扱う「NX西京極倉庫」でロボットピッキングシステム「スカイポッド」を稼働した。倉庫のピッキング・仕分け作業を自動化・効率化し、人手不足に対応する。

倉庫自動化ソリューションを導入するNX西京極倉庫

 スカイポッドは、仏マテハンメーカーエグゾテックが開発したシステム。ロボットが自動走行し、対象品を作業者まで搬送することで保管効率と入出庫能力を高める。IHI物流産業システムを通じて導入した。

導入でピッキング・仕分け作業を自動化・効率化する

 NX西京極倉庫は、床面積1万1694平方メートル。1152棚のラックと6台のロボットを導入した。主に自動車部品などのピッキングや仕分けに活用し、庫内作業の自動化につなげる。従来は属人的仕事が多く、人手不足が課題になっていた。
 日通は、今後も持続可能な物流の実現に向けて、オペレーション効率化・人・マテハン・ロボットなどの資源の最適化に取り組む。