- 物流企業
25/01/30
ロジスティード、安全運行管理Sが生体認証で「遠隔点呼」に対応
ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は、安全運行管理ソリューション「SSCVセーフティ」に「遠隔点呼」の機能を追加した。生体認証などの新機能でシステムを高度化。遠隔地の拠点間でもドライバーの点呼を可能とした。運行管理者とドライバー双方の業務負荷軽減を後押しする。

遠隔点呼に対応。Gマークの有無を問わずIT機器で点呼が可能となる
国土交通省が定めるIT点呼(IT機器による点呼)の要件緩和に伴い創設された遠隔点呼の要件に対応した。SSCVセーフティはドライバーの体調・健康状態の定量的な把握が可能で、IT点呼に必要なアルコールチェッカー連携やビデオ通話などの機能を備えている。さらに生体認証や運転者台帳などの機能を追加した。
IT点呼は、国交省の認定機器を使用することに加え、Gマーク取得などの事業所単位で優れた安全管理を行っていることが条件づけられている。
遠隔点呼は、機器やシステムの性能要件を厳しくすることで安全管理実績の条件が緩和されるもので、事業所単位でのGマーク取得も不要。1人の運行管理者がより広い範囲の事業所での点呼を行うことが可能となる。