• 物流企業

25/01/06

ギオン、衹園社長が年頭所感「経営ビジョンをさらに深く浸透へ」

 ギオン(本社・相模原市)の衹園彬之介社長はこのほど、グループ年頭所感を発表。2025年は、昨年策定した、従業員の価値向上を目指した経営ビジョンを社内にさらに深く浸透させるとともに、従業員一人一人が最大限力を発揮できる環境を整備していくとの決意を示した。
 年頭所感では、ギオングループが昨年4月、社員の定着率向上や採用力強化、持続可能な成長基盤確立に向けて賃金ベースアップを実施したことを報告。また、新たに「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」を策定し、「総合物流企業として自前主義の現場運営にこだわり、物流業界に従事する人が誇りを持って働ける未来を実現することで、業界の変革をけん引する」ことを掲げたとした。
 その上で、同ビジョンに「物流業界の働き手の価値を最大限に高めたいとの私自身の思いを込めた」(衹園社長)とし、25年は従業員が力を発揮できる環境整備をさらに進め、物流を通じて社会に新たな価値を提供する企業となるべく取り組むと述べた。