- 物流企業
24/12/17
三井倉庫ビジネス、中小企業のDXへ1箱単位の書類電子化サービス
三井倉庫ビジネスパートナーズ(本社・東京、百留一浩社長)は、中堅・中小企業向けの書類電子化サービス「スマート箱スキャン」の提供を開始した。1箱単位で書類の電子化に対応し、DX推進による業務効率化を後押しする。
顧客が専用箱で送付した紙書類を、情報記録専用の管理施設のレコードセンター内でスキャンする。電子化されたデータは、DVDなどの電子媒体に保存して納品する。料金は1箱当たり一律5万円(税別)。
三井倉庫ビジネスの書類保管サービスとデータ保管サービスと組み合わせた一元管理も可能となる。専用書庫での長期保管、書類の出し入れ、精度の高い文書検索ができる。
ペーパーレス化で書類保管ニーズの減少が予想される中、中堅・中小企業では依然として書類を社内保管しているケースが多い。同社は2014年から、1箱からでも預け入れ可能な書類保管サービス「スマート書庫」を提供しているが、さらに電子化のサービスを展開して顧客のニーズに応える。