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24/12/04

ロジスティード、安全運行管理システムでアワード最高賞

授賞式の様子

 ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は11月28日、「セーフティ・ドライビング・アワード2024」の運送事業部門で最高賞の「ゴールド賞」を受賞した。グループが開発・提供する安全運行管理システム「SSCVセーフティー」が、交通事故のリスク予測や交通事故の防止に寄与しているとして高く評価された。
 SSCVセーフティーは、ドライバー自身が気付くことのできない疲労やストレスを可視化することで、漫然運転に起因する事故を防ぐ。ドライバーの運行前後・運行中の生体データと、ドライブレコーダーや車両の挙動などから取得した運転データをAIで分析する。独自開発の事故リスク予測アルゴリズム(計算式)は特許も取得している。
 審査では、生体計測機器とAIドラレコを活用して産官学連携で事故リスクを予測する研究を推進していることが評価された。また、自社開発システムで事故防止活動を強化し、官公庁の実証実験への協力などで業界全体の健康起因事故の減少に貢献しているとして評価された。
 同アワードは日経ビジネス主催。新技術の活用や独自の工夫で事故削減の成果を上げている企業を表彰するもの。