ワタミ×ローソン、越谷市で「ワタミの宅食」利用者にローソン商品を届ける実証実験

　ワタミ（本社・東京、渡邊美樹ＣＥＯ）とローソン（同・同、竹増貞信社長）は７月16日～８月28日、ローソンと協働で埼玉県越谷市でワタミが運営する食事宅配サービス「ワタミの宅食」利用者にローソンの商品も一緒に届ける「ご用聞きサービス」の実証実験を行う。利用者に日替わり弁当・総菜に加え、ローソンの商品を届けることで、物流への負荷なく、便利で快適な生活をサポートする。
　対象は、越谷市内の利用者約700人。事前に利用者へカタログと一緒に申込用紙を配布し、ワタミの宅配スタッフが弁当配送時にローソン商品の注文を受け付ける。週に１度注文を聞き、翌週に届ける。
　ワタミの宅食営業所内で注文をとりまとめて、ローソン店舗に注文。注文商品がローソン店舗へ納入後、ワタミの宅食営業所スタッフがローソン店舗で商品を受け取り、宅配スタッフが利用者へ商品を届ける。注文可能商品は、２リットルのペットボトル飲料、菓子、調味料、日用品など約50品。重たいものや生活必需品が中心。
　ワタミとローソンは４月から、東京都と埼玉県の一部のエリアで、ローソンの商品配送車両の非稼働時間を活用してワタミの宅食商品を製造工場から営業所まで配送する協業を行っている。