東京西濃、倉庫検索サイト「ソーコネクト」を開設

　セイノーホールディングス傘下の東京西濃運輸（本社・東京、小林東為社長）は2023年12月１日、物流倉庫の情報サイト「ソーコネクト」を開設した。登録物件数は600件で、物流業界で増加する倉庫探しの需要に対応する。
　同サイトは、スマートフォンやパソコン上で、地図を使って直観的に倉庫探しができる情報サイト。トップページにアクセスすると地図が表示され、倉庫の場所がピンで表示される。サインイン画面や検索画面を経由せずにすぐに倉庫探しを開始できる。
　東京西濃は主力であるカンガルー便のほか、倉庫での保管・流通加工を手掛ける。自社物件を利用して賃貸や流通加工を手掛けていたが、徐々に引き合いが増え、他社倉庫を借りるケースも増加。さらに同業者の倉庫探しや、空き倉庫のテナント探しも手伝うようになり、そのような需要の増加を受けソーコネクトを開設した。労働規制強化に伴う2024年問題による、近場への倉庫移転や分散倉庫集約の需要の増加にも対応する。
　東京西濃は７月１日、ユーザー自らによる倉庫登録機能を同サイトに追加する。さらに、倉庫の業務案件情報の登録・公開機能の追加も検討中。倉庫にまつわる仕事のポータルサイトとなるようサービスの拡充を進める。