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24/06/05

ヤマトHD、小型人工衛星用のエンジン開発に追加出資

 ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)はこのほど、水を推進剤に使った小型人工衛星用の推進機(エンジン)を開発するPale Blue(ペールブルー)に追加出資した。さらなる拡大が見込まれる宇宙産業に対する知見を深め、新たなビジネスの可能性を探索する。

ペールブルーが開発した推進機

 ペールブルーは東京大学発のスタートアップ。高圧ガスや有毒物質ではなく、水を推進剤とすることで、宇宙環境や作業者の安全も考慮した推進機を開発している。2023年3月には、ペールブルーの推進機が小型人工衛星に搭載され、宇宙での作動に初めて成功。今後も国内外の宇宙産業でのさらなる利用が見込まれている。
 ヤマトHDが物流関連ベンチャーへの投資を目的に設立したファンド(基金)「クロネコイノベーションファンド」を通じた追加出資。ペールブルーのこれまでの実績や、拡大傾向にある小型人工衛星市場で技術革新を続けている点を評価した。今後も同社の成長を支援していく。