• 物流企業

24/06/05

トナミHD、会社分割しアペックスの物流事業を継承

 トナミホールディングス(本社・富山県高岡市、髙田和夫社長)は6月3日、経営破綻した物流企業アペックスを完全子会社化した。買収額は約37億円。
 同日、トナミHDが民事再生中のアペックスの全株式を取得し「エーピー管財」に商号変更した上で、分割会社として新たな「アペックス」を設立し、子会社化した。旧アペックスの物流・倉庫事業をそのまま継承する。また、旧アペックスの関連企業9社を孫会社化した。旧アペックスの負債は、エーピー管財が引き継いだ。
 旧アペックスは1978年設立。資本金8700万円。金沢市に本社を置き、冷凍・冷蔵食品輸送を中心に物流・倉庫事業を手掛けてきたが、昨年10月に東京地裁に民事再生手続きを申し立てた。今年3月にトナミHDと民事再生支援のスポンサー契約を結んだ。
 新たにトナミHDの孫会社となった企業は、日新冷凍運輸、嶋本運輸、ペネトレイト、藤和商運、西金運輸、三尚運輸、共立商事、丸福石油産業、大栄自動車工業。トナミHDは9社の輸送・石油販売・板金塗装などの事業基盤も取り込み、業容の拡大を図る。