日通、アスリートの就職支援マッチング「アスナビ」を通じ２人を採用

　ＮＸグループの日本通運（本社・東京、竹添進二郎社長）は、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が実施するトップアスリートの就職支援マッチング「アスナビ」を通じて、ビーチバレーボールの伊藤桜選手とアイスホッケーの増原海夕選手を総合職の社員として採用した。
　伊藤選手は第35回全日本ビーチバレーボール大学男女選手権大会で優勝。コメントの中で「私がアスナビを通して就職活動をした経緯は、五輪出場の目標だけでなく、活動を通して企業の皆さんを勇気付けられる人間になりたいと思ったから。365日感謝を忘れずに頑張る」とした。
　増原選手の主な戦績は、23年、24年と連続でＩＩＨＦ（国際アイスホッケー連盟）女子世界選手権に出場。「五輪に向けトレーニングや練習試合に集中できる環境で働けることに大変感謝している。競技では結果にこだわり、日通社員として企業に貢献できるよう日々精進していく」とコメントした。
　ＮＸグループは、日本選手の世界でのさらなる活躍を後押しするとともに、自らもグローバルで存在感のある企業を目指していくとしている。