鴻池運輸×トランコム、トラックと鉄道による貨物輸送サービスを開始

　鴻池運輸（本社・大阪市、鴻池忠彦会長兼社長）とトランコム（同・名古屋市、神野裕弘社長）は４月22日、トラックと鉄道輸送を組み合わせた貨物輸送サービス「トレインクロスドックサービス」を開始した。鉄道輸送を取り入れた貨物輸送で４月１日からのトラックドライバーの労働規制強化による労働力不足解消やトラック輸送での二酸化炭素削減に貢献する。
　新サービスでは、トランコムの貨物と空車のマッチングサービスを利用してトラックの手配・集荷を行う。鴻池運輸が運営する鉄道コンテナ輸送の拠点である品川区の東京レールゲート営業所で、トラックの貨物をコンテナへ積み替え全国に配送する。トランコムのマッチングサービスを利用することで、これまで鉄道輸送が困難だったエリアの貨物を鉄道輸送で配送可能になる。
　鴻池運輸は、新サービスでトランコムと連携し新たな幹線輸送の仕組みを構築に取り組む。