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24/04/18

三菱ロジス、無人搬送車が独「iFデザイン賞」受賞

 三菱ロジスネクスト(本社・京都府長岡京市、間野裕一社長)がフィンランドに展開する欧州グループ会社で設計・販売されている無人搬送車(AGV)「Automated Compact Truck(ACT)」が、ドイツのデザイン賞「iFデザイン賞」を受賞した。製品部門で受賞し、物流現場の安全性や効率性を高めることが評価された。
 ACTはMitsubishi Logisnext Europe Oy(フィンランド)で設計され、2023年3月から受注を開始。欧州をはじめ北米、アジアで販売されている。機動力に優れ、限られたスペースでも重い荷物を効率良く搬送可能。360度監視システムや、専用タッチスクリーンなど、安全で実用的な機能が数多く備わっている。
 ACTのコンセプトは協働。ACT以外のAGV・有人フォークリフトと協働し、物流機能全体の能力を最大限に引き出す。
 iFデザイン賞は、デザインの振興を目指し、1953年にドイツで設立された歴史あるデザイン賞。米IDEA賞、ドイツのレッドドット・デザイン賞と並び世界3大デザイン賞と呼ばれる。今回、72カ国・地域から約1万800点の応募があった。

デザイン賞を受賞した「Automated Compact Truck」