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24/04/15

ウイングアーク1st、物流支援バンソウに「経営改善計画オプション」

 ウイングアーク1st(本社・東京、田中潤社長)は4月12日、中小物流企業の経営支援プラットフォーム(基盤)「バンソウ」で「経営改善計画オプション」の提供を開始した。運輸業に詳しい専門家集団による計画書作成支援を通じて実現性の高い合実計画書(合理的で実現性の高い計画書)策定が可能となり、金融支援を受けられる可能性を高める。
 バンソウは、中小物流企業の経営支援を、データベースを活用して実施するサービス。金融機関では、深い支援が必要となった場合の計画書の作成支援に負荷がかかっており、他の金融機関を交えた支援の場合、負荷は非常に大きく情報整理に終始し、特に高い専門性を要する運輸企業への支援では、計画策定と履行の難易度が高い。
 そうした中で、ウイングアーク1stが提供開始した経営改善計画オプションでは、専門家の支援の下、合実計画書に必要な数値の蓄積をはじめ、効果が数値化・可視化されたアクションプラン(行動計画)やダッシュボードの金融機関との共有によって、財務評価に加え具体的な事業性評価や実現性の高い合実計画書策定が可能になり、金融機関からの適切な査定や金融支援を受ける可能性を高める。
 他に、活動結果のデータ蓄積とPDCA(計画・実行・評価・改善)の運用、補助金申請支援などにも対応する。

「バンソウ」経営改善計画オプションのイメージ図