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24/03/22

セイノーHD、被災者へ食品配送支援でアイスクリーム3万5000本配送

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は、アウトドア用品の企画開発・避難民支援などを行うスタートアップのコケナワと協業し、関係企業から提供された物資を被災者に配送する食品配送支援を開始した。セイノーHDが推進する同業他社や地域と連携するOPP(オープンパブリックプラットフォーム)構築に向けた取組み。


昭和冷蔵の冷凍倉庫で流通加工を行った

 コケナワが運営する企業や慈善団体と被災者など支援が必要な人をマッチングする情報プラットフォーム「デジタル大使館」と、セイノーのコールドチェーン輸送網を組み合わせる。第1弾としてウクライナからの避難民や子ども食堂240カ所へアイスクリーム3万5000本を配送した。
 アイスクリームの輸送は、倉庫への入荷・保管から流通加工、ラストワンマイル配送まで安定した温度管理が求められ、専門の輸送事業者以外では難易度が高い輸送。
 今回、昭和冷蔵、大阪高速乳配、関東運輸、ハコベル、二興倉庫、ココネットのセイノーグループ6社は各社の強みを軸に連携。資材メーカーや同業他社とも協力し、今回の食品配送支援を実現した。