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24/03/14

渋沢倉庫、首都圏東部の飲料物流網の強化へ「GLP千葉北」一棟借り

 渋沢倉庫(本社・東京、大隅毅社長)は3月13日、飲料製品の保管の新拠点を千葉市にしゅん工した。日本GLPの物流施設「GLP千葉北」を一棟借りする。京葉配送営業所の「千葉北第三倉庫」として運用し、首都圏東部エリアの飲料物流ネットワークの強化を図る。

飲料物流向けの千葉北第三倉庫

 所在地は千葉市花見川区三角町777ノ4。敷地面積は約1万3703平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は約2万3830平方メートル。
 低床バースや、大型フォークリフト作業に最適な柱スパンを採用。飲料の保管に向けて、1階および3階の床荷重は1平方メートル当たり2トン。パレット2枚の同時搬送に対応した垂直搬送機も導入した。2階に無人搬送フォークリフト、3階に高密度自動倉庫に対応可能なエリアを設けているほか、3階の流通加工エリアには空調設備を備えている。

1階は低床バースとなっている

 国道16号から約100メートル、千葉北インターチェンジから約1キロメートルの立地。宮野木ジャンクションを経由して京葉道路から東京外環自動車道、千葉東金道路から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)などの各自動車道へのアクセスが容易で、交通利便性が高い。都心や湾岸エリア、関東全域への物流拠点としての優位性を見込む。