福岡運輸、デジタル活用の社内研修で全ト協から表彰

　福岡運輸（本社・福岡市、富永泰輔社長）は２月16日、全日本トラック協会（坂本克己会長）からデジタルツールを活用した社内研修で表彰を受けた。スマートフォンやパソコンを活用して隙間時間に社内研修を実施し、労働時間を削減する取り組みが評価された。
　表彰を受けた事業は、「スキマ時×デジタルによる教育・研修改革」。コロナ禍で困難だったドライバーへの社内研修を、個人のスマホやパソコンを使用して実施。非対面で隙間時間による安全教育研修の受講が可能になった。ドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題が迫る中、労働時間の削減にもつながることが期待される。
　福岡運輸は同事業で全ト協の「青年経営者などによる先進的な事業取組に対する顕彰」の銅賞を受賞。２月16日、都内で表彰式が行われた。