• 物流企業
  • その他

24/01/30

SBS即配サポなど、2月に「非対面型交換配送」の実証実験を実施

 SBS即配サポート(本社・東京、鎌田正彦社長)は2月、1都3県で宅配ボックスを使用した「非対面型交換配送」の実証実験を3社と連携し実施する。取り組みを通じて再配達件数の削減を狙う。
 実証実験は、エアークローゼット、三菱商事、パナソニックハウジングソリューションズの3社と連携して実施。検証期間は2月1日~29日。1都3県の戸建て住宅30世帯が対象。エアークローゼットが提供する月額制衣服レンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」を利用する個人宅に宅配ボックスを設置。宅配ボックスを利用した非対面の配達・返送を実施し、利便性などを比較・検証する。SBS即配サポートは、集荷と戸建て住宅への配送を担当する。
 衣服レンタルサービスでは、配送面で受取者不在による再配達、配達と集荷の2回の配送が、利用面では、受け取り・返却の手間、次回商品到着までの届け待ちといった課題があった。非対面型交換配送によって、宅配ボックスに商品を入れるだけで受け取り・返却が完了し、商品到着時の不在がゼロになり、再配達削減や集荷・配送回数半減が見込める。SBS即配サポートは、配達の効率化やドライバーの労働時間短縮・確保に期待する。