11月・ＷｅｂＫＩＴ、求車７・６％増の17万件超

　日本貨物運送協同組合連合会（御手洗安会長）が運営する求荷求車ネットワークＷｅｂＫＩＴの11月の荷物登録（求車）件数（確報）は、前年同月比７・６％増の17万8945件だった。特に水産物、セメント、飲料品、引っ越し貨物が伸びた。
　求車件数の増減を品目別で見ると、最も増えたのが水産物で同72・７％増。次いでセメントが同58・２％増、飲料品が同46・３％増、引っ越し貨物が同41・４％増。電気製品、食料品、衣料・雑貨も２桁の伸びだった。
　一方、最も減ったのは畜産物で、同19・４％減。紙・パルプ製品は同６・２％減、石油製品は同３・０％減となった。
　求車の成約件数は同０・４％減の２万5608件、成約率は同１・１ポイント減の14・３％だった。
　車両登録（求荷）件数は同３・０％増の１万1687件。車種別では重機運搬車、冷凍車、保冷車、ユニック車、平型が増加。車載車、バン型は減った。
　求荷の成約件数は同３・８％減の931件、成約率は同０・６ポイント減の８・０％だった。
　また、12月１日に公表した11月のＷｅｂＫＩＴ成約運賃指数は、前年同月比５ポイント増の129。11月としては、2018年の131に次ぐ過去２番目に高い数値だった。