• 物流機器メーカー

23/12/08

プラスオート、EC向け倉庫に仕分けロボ提供で車両待機時間を大幅削減

 プラスオートメーション(本社・東京、山田章吾社長)は、EC(電子商取引)商品の仕分けと配送サービスを行うGBテクノロジーに箱物搬送向けAGV(無人搬送車)「t‐Sort cb30」を提供した。作業者数とトラック待機時間の大幅な削減を実現し、ドライバーの残業時間上限規制が始まる物流の2024年問題の課題解決に貢献する。

AGVが搬送するため、作業員のの移動距離や移動時間も短縮された

 tソートをGBテクノロジーのトラックバースに提供した。導入前は、1時間あたり600ケースを30方面に仕分けるのに作業員が6~7人が必要だったが、導入後は3人で運用ができるようになり、作業者数50%削減に成功した。また、仕分け工程の所要時間短縮と可視化で、大型トラック1台あたり120分だった待機時間を20分に短縮し、待機時間85パーセント削減も実現した。オペレーションの設計全体をトラックバース内で完結できる。
 今回のtソート導入で、旧来型の属人的でアナログだった倉庫内作業が自動化され入庫時の荷下ろしトラックの待機時間削減につながった。これにより倉庫内の自動化と輸配送業務の改善が連携していることも実証された。