セイノーＨＤ、九州西濃運輸が福岡県大野城市と災害時協定

締結を結ぶ大野城市の井本市長、九州西濃運輸の中田社長（右）

　セイノーホールディングス（本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長）は11月16日、傘下の九州西濃運輸（同・福岡市、中田晃社長）が福岡県大野城市と災害時協定を結んだ。地震や豪雨などの災害発生時、大野城市からの要請に応じて支援物資の受入および配送などを担う。
　災害時応援協定に基づき、九州西濃運輸の福岡支店と福岡西支店で、倉庫保管・庫内作業・配送な業務を行う。大野城市役所で開かれた締結式で、中田社長と大野城市の井本宗司市長が協定書に署名した。
　井本市長は「（災害発生時の）混乱の中、大量の支援物資を円滑に受け入れて管理・配送するためには、物流のスペシャリストの協力が必要不可欠。協定の締結を心強く思う」とコメントした。