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23/11/07

フォロフライの1トンEV、セブンイレブンの移動販売車に

 EV(電気自動車)メーカーのフォロフライ(本社・京都市、小間裕康社長)は、自社開発の1トンクラスEVトラックの国内普及を進めている。セブン―イレブン・ジャパンは10月、フォロフライの「F1トラック」を移動販売サービスに初導入し、千葉県南房総市周辺でテスト運行を開始した。環境配慮と地域貢献を融合したサービス展開を目指す。
 「セブンあんしんお届け便」は、買い物が困難な地域住民向けの移動販売サービス。おにぎりや弁当、サンドイッチ、ソフトドリンク、カップ麺、アイスクリーム、冷凍食品、日用雑貨などの約350アイテムを扱っている。
 南房総市は高齢化率が47・2%で、移動販売のニーズが高い。セブンイレブンは2013年から同市内の瀬戸浜海岸周辺エリアで同サービスを展開し、地域の利便性向上や交流機会の創出に貢献してきた。さらに、EVトラックの導入で排気・騒音ゼロのクリーンなお届け便を実現する。

セブンイレブンの移動販売サービスに導入されたフォロフライの1トンEV「F1トラック」