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23/10/19

9月・WebKIT、求車1・7%増の15万件超

 日本貨物運送協同組合連合会(御手洗安会長)が運営する求荷求車ネットワークWebKITの9月の荷物登録(求車)件数(確報)は、前年同月比1・7%増の15万5215件だった。飲料品、セメント、水産物、引っ越し貨物が伸びた半面、畜産物、木材、石油製品、金属製品が減少した。
 求車件数の増減を品目別で見ると、砂利・砂を除き最も増えたのが飲料品で同20・8%増。セメントが同17・9%増、水産物が同16・0%増、引っ越し貨物が同11・5%増と続いた。
 一方で、最も減ったのはその他危険品で、同40・0%減。畜産物が同32・1%減、木材が同24・5%減、石油製品が同15・5%減、金属製品が同11・0%減と2桁のマイナスとなった。
 求車の成約件数は同5・0%増の2万5450件、成約率は同0・5ポイント増の16・4%だった。
 車両登録(求荷)件数は同1・1%増の1万2279件。車種別では重機運搬車、保冷車が大幅に増えたほか、冷凍車の需要も増加。バン型、平型、ユニック車は減った。
 求荷の成約件数は同7・6%増の917件、成約率は同0・5ポイント減の7・5%だった。
 また、1日に公表した9月のWebKIT成約運賃指数は前年同月比4ポイント増の126。9月としては、2018年の136、19年の131に次ぐ過去3番目に高い数値だった。